
夏の暑い環境下では食べ物が傷みやすく食あたりをおこしたり、キンキンに冷えた飲み物でお腹が冷えて下してしまうことも多いですよね。
そんな下痢の症状の時にあなたはどうしますか?
とりあえず様子見?市販の下痢止め?それとも病院?
今回はいざという時に適切な対応ができるようにその目安について解説します。
そもそもお腹を下す胃腸炎には大きく2つの種類があります。
細菌やウィルスが原因とされる感染性胃腸炎と、食べすぎ飲みすぎなどが原因の非感染性胃腸炎です。
感染性の胃腸炎の場合は、下痢症状に加えて吐き気や発熱の症状が出ることが多いです。
感染性の胃腸炎の場合は原因となっている菌とウィルスが体の中で留まってしまうと悪化することや治るのが遅くなることがあるので、なるべく水分を摂り外に出すようにし、市販の下痢止めは飲まずに病院に受診しましょう。
この時に吐き気があり嘔吐してしまう場合は無理に水分を摂る必要はありません。
非感染性の胃腸炎の場合も出て行く水分が多いので脱水にならないようにしっかり水分を摂りましょう。
日常生活に支障をきたす場合は市販の下痢止めを服用してください。
お腹下してしまった時の対応は意外と間違いが多く、治療が長引いてしまうケースも多々あります。
いざという時の参考になれば幸いです。
サプリアイエス 薬剤師 石倉