
「健康でいたい」というのは誰もが願う人生のテーマではないでしょうか?
健康でいるためには、そもそも健康とはなんなのか?を理解することがとても大切です。
この記事を読めば、本当の健康の意味を理解することができ、あなたの健やかな人生の手助けになるはずです。
薬剤師として健康推進に携わってきた私が、日々の生活をより良くしたい、健康でいたい皆さんに健康の定義について解説します。
健康=病気でない状態ではありません。
1948年に発効されたWHO憲章では、「健康」を次のように定義しています。
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。」
この健康の定義は、今も世界中で広く使われています。
健康であることの3つの要素について、肉体的、精神的という要素はイメージしやすいと思います。
肉体的健康・・・身体的な疾病がない、運動機能に問題がない、体が丈夫、等
精神的健康・・・精神的な疾病がない、感情のコントロールができる、適度な緊張感がある、等
では、社会的健康とはなんでしょうか?
それは、他の人やそれらから構成される社会と「良好で前向きな関係」であることとされています。
具体的には「他者から必要とされること」や「自分の役割があること」などです。
社会的健康を達成するためには、必ず他者、社会との関わりが必要であることも特筆すべき点だと考えられます。
この3つの要素は相関関係があり、1番重要なのはそのバランスです。

肉体的、精神的、社会的要素について自分の状態と照らし合わせ、実践すれば人生は健康で豊かなものになるでしょう。
サプリアイエス 薬剤師 石倉